歴史
今の世の中を眺めていて、どうにも拭い去れない不快感がある。基本的なコモンセンス(常識)もエレガンス(気品)も持ち合わせていない連中が、あまりにも増えすぎた。彼らは都合が悪くなると即座に「弱者の皮」を被り、その影から他人を糾弾し始める。 私自…
サウナに行かなくなった。 ここ数年、本当に行かなくなった。スーパー銭湯のサウナにしか行かない人間なので、選択肢がそもそも多くないというのもある。でも正直に言えば、あの空間で出くわすいくつかの振る舞いが、じわじわと足を遠のかせた。 汗を撒き散…
「このルール、古いから変えてしまおう」 「こんな慣習、今の時代に合わない。即刻廃止だ」 こうした声は、ビジネスの現場でもSNSでも、常に賞賛を浴びます。しかし、壊した後に何が残るかを想像できる人は、意外なほど少ない。 この記事を書いている私は、…
最初に一つ、問いを投げる 大槻ケンヂは小説『グミ・チョコレート・パイン』の中でこう書いている。 「運命みたいなものをさ。『これでいいのだ』って思うか?それとも『これでいいのか?』って疑うか?」 バカボンのパパ的な諦念で生きるか、前提を疑い続け…
私たちは日々の営みを「働く」と呼び、あるいは「仕事」と呼びます。しかし、この二つの言葉の間には、単なる言い換えでは済まされない深い溝が存在します。言われたことをこなす「作業」と、自分にしかできない「価値」を生み出すこと。その境界線を履き違…
「先ず隗より始めよ」という故事成語は、大きな目標を達成するために、まずは言い出した本人や身近なところから着手すべきであるという教訓を示しています。現代の組織運営においても、リーダー自らが行動を示し、身近な人材を大切にすることが、結果として…
伝統文化を嗜んでいるからといって、国家への帰属意識を持つ必要はありません。国はあくまで社会を回すための機能的な仕組みに過ぎないからです。自分自身のアイデンティティを、国の物語に委ねず自律的に生きるための、理性的でドライな視点を整理しました…
こんにちは!この記事では、19世紀の「ジャポニスム」から現代の「クールジャパン」に至るまで、西洋世界で繰り返されてきた日本文化ブームの歴史と、その興味深い周期性について深掘りします。 単なる流行り廃りではなく、西洋の芸術や文化そのものを変革し…
導入:時代が求める正義の代償 歴史において、社会に対する問題提起や既存体制への異議申し立ては常に存在します。日本では、大正デモクラシー、学生運動、そして現代のWOKEムーブメントがその代表例です。これらの運動は社会正義の実現を謳いますが、その情…
導入 稼ぐことに後ろめたさを感じていませんか 現代のビジネスパーソンは日々「利益追求という目標」と「人として正しいか」という倫理観(道徳・仁義)の板挟みに遭いがちです。 「お金儲けはどこか悪いこと」 「利益のためなら多少の無理は仕方ない」 もし…
ポピュリズムとは、「庶民の声を代弁する」とされる政治姿勢です。一見、民主主義的に見えますが、実際には知性や熟議を避け、感情を煽る手法が使われがちです。ここに反知性主義が深く関わっています。ポピュリズムは単に民衆に迎合するだけでなく、知的な…
「専門家は信用できない」「直感が一番大事」 最近 SNSやニュースでこんな声を見かけることが多くありませんか。もしかしたらあなた自身もそう感じたことがあるかもしれません。 これらの言葉の裏には「反知性主義」という少し難しい言葉で表される考え方が…
こんにちは。 どうやら小学校・中学校の歴史の教科書から「鎖国」という文字が消えるそうですね。 しかし、以前から私は疑問に思っていたのですが、江戸時代の頃は北海道は「蝦夷(アイヌ)」、沖縄県は「琉球王国」なのだから「海外」との交流はしていたので…